1. TOP
  2. 虐待をやめたい!子供を虐待してしまう親の特徴や問題点

虐待をやめたい!子供を虐待してしまう親の特徴や問題点

悩む女性

毎日のように児童虐待に関する報道がされています。

痛ましい事件が起こっている中、自身が子供に虐待している事に悩んでいる人もいることでしょう。

「虐待をやめたい!でもどうすればいいのかわからない」
そう悩んでいる人のために、虐待に関する情報をまとめました。

「虐待する親の特徴」を参考にして、自分自身を振り返ってみましょう。
そして「どうすれば虐待をやめられるのか」を参考にして行動すると良いでしょう。

虐待する親の特徴(環境)

泣いている子供
子供を虐待する親は、常に「自分の心理を優先してしまう」特徴があります。
また「子供に対しての感情」や「生活環境」に共通した点もあります。

そこで児童虐待をする親の「特徴」を下記にまとめました。

子供を愛せない

一般的に、親は我が子に対して愛情があります。

子供を怒っている時に感情的になり「子供を愛せない!好きじゃない!」と一時的に思うこともあるのでは?

これは「一時的な感情」であって、怒りが収まった時には、子供に愛情があることが多いでしょう。

しかし中には、血の繋がっている我が子を愛することができない親もいるのです。

怒っている時、平常心の時でも、子供に対しての愛情がない人がいます。
子供に愛情がない人は「子供を愛せない」「愛し方がわからない」という悩みを抱えています。

このように我が子を愛せない人は、自分自身が十分な愛情を受けずに育ってきたことが多いようです。
また我が子を可愛いと思わない人は、「自己愛」が強い人に多いと言われています。

低所得・低学歴

子供を虐待する親は、低所得または低学歴というデータがあります。

まず低所得世帯がどう児童虐待と関係しているのか説明します。
虐待と貧困は強い関連性があるというデータがこちらです。

貧困と虐待は強い関連があることを指摘する最近の調査として~~~中略~~~経済状況について課税状況を指標として分析した結果,「生活保護世帯」が19%,「市町村民税非課税」「所得税非課税」世帯が併せて26%であった。併せると半数近くとなり,日本全体の有子世帯に比べると,虐待ケースの家庭は低所得世帯に偏っていることがわかる。また世帯状況については,ひとり親世帯の割合が高く,虐待種別では,母子世帯でネグレクトが多い傾向にあるという。
児童虐待の現状と子どものいる世帯を取り巻く社会経済的状況

次に低学歴との児童虐待に関するデータがこちらです。

しかし、教育を十分に受けていない低学歴の人は、常識的な行動を知らないため自分を客観視することができず、自分のストレスに対応しきれなくなると、近くにいる子どもにやつ当たりをしてしまうなど短絡的な行動に走ってしまうのである。児童虐待と学歴の関係性

上記の低所得・低学歴は、虐待と密接に関連しています。
低学歴であることによって、高収入の職につけず、貧困に陥ると言う連鎖があるのです。

欲しい物は購入できず、食べる物も質素になり、したいことが出来ず、ストレスが溜まります。
このストレスの発散が、子供への虐待に繋がっていると言えるでしょう。

親しい人がいない・孤立している

児童虐待をしている親の特徴として、親しい人がいなかったり、周りから孤立している人も挙げられます。

仕事をしている人よりも、専業主婦で子育てをしている人の方が虐待する率は高いです。
なぜなら子供といる時間が長く、育児に関するストレスが多いからです。

また孤立していると、子育ての仕方がわからなく不安になります。
育児に対する不安が、ストレスになり、子供への虐待と繋がるのです。

子供を所有物と思っている

「自分が産んだ子供だから子供は自分の物」そう思っている親が多いでしょう。

ただし親の多くは、子供の人権や意志を尊重しつつ「しつけ」をおこない、常識ある大人の成長へと導きます。

しかし子供の人権や意志は関係なく、自分の所有物と思っている親は違います。

子供の人権や意志は全て無視をします。
そして親が思っている通りの行動をさせようとします。

子供を自分の思い通りに行動させたいと思います。
また子供に気に食わない行動があれば、暴力を使って抑えこもうとする傾向があります。

精神的な障害がある

虐待をする親の中には、精神的な障害を持った人もいます。

この精神障害の中でも、「性格障害」のある親が、子供を虐待する傾向にあります。

性格障害の特徴として下記の要因が当てはまります。

  1. 周囲に圧倒されやすい
  2. 対人関係に不安がある
  3. 感情をコントロールできない
  4. 攻撃的な衝動に駆られることがある
  5. 自己中心的である
  6. 感情に流されやすい

そして精神障害の場合、親自身が気付いていないことが多いのです。
虐待の原因を探すために通院し、初めて「精神障害」があると発覚するのです。

親の自覚が足りない

子供を若くして出産した人や、元々子供が好きではないが妊娠・出産をした人は、親の自覚がない場合があります。

若いからといって全ての若い親に、親の自覚がないわけではありません。
若くして子供を出産しても愛情を注いで育てている人もいます。

親の自覚が足りないのは、自分自身の精神状態がまだまだ未熟なことによるものです。

虐待する親の心理・性格

虐待をしている親は、考えや性格に問題があります。

虐待する親の心理や性格を見てみましょう。

体罰が当たり前と思っている

子供が悪いことをしたらしつけとして、体罰をする家庭があります。

軽く脚を叩く、軽くつねる、などはしつけの範囲内と言えます。
しかし親が感情的になって殴ったり蹴ったりすることは体罰であり、虐待です。

そしてこの体罰を悪いことと思っていない親がいるのです。

怒ると叱るは違います。
怒るとは親のストレス発散のためにやる行為です。
対して、叱るは子供の為を思ってやる行為です。

自分のやっていることが「怒っているのか」「叱っているのか」
一体どっちなのか自身の胸に手を当てて聞いてみましょう。

すぐにカッとなる性格

人間には性格があります。
温厚で穏やかな人、なかなか怒らない人もいれば、短気ですぐにカッとなってしまう人もいます。

虐待をする人の多くは、すぐ「カッとなる」性格の人が多いです。
自分の感情を抑制できず、衝動的に行動してしまうことで、虐待をしてしまいます。

暴力で服従させたいと思う

虐待する親の考えに、暴力で子供に何かを学ばせようとする意識はありません。

力によって子供をコントロールし、学ばせるのではなく服従させる目的があります。

つまり何が悪いかを教えるためではなく、思い通りにさせるためのものなのです。

大人が子供に対して暴力を振るうと、子供は怯えます。
幼い子供が力で大人に勝つことは出来ません。

ですので暴力をふるうと子供は怯えて親に従うようになるのです。

他人の口出しが気に食わない

人から注意を受けると素直に受け止められない人がいます。
また自分の意志に反したことを言われると、反発する人がいます。

このような反発してばかりの親は、虐待している自分が悪いと思っていません。

「子供が悪いから暴力をふるうまでのこと」と言う意識の人が多いのです。

虐待を辞めたい、どうしたらいい?

外で遊ぶ子どもたち
虐待することに悪意を感じない親もいますが、自分自身が悪いとわかっている親もいます。

自分が悪いとわかっている親は、「どうすれば虐待を辞められるのか」と悩んでいることでしょう。

虐待を辞めたいのであれば、下記の方法を参考にして下さい。

子供と一時的に離れる

子供を傷つけてしまう場合は、一時的に子供と離れることを考えましょう。

子供を虐待することで子供の心に傷が残ります。
大人になった時も、子供の頃に受けた虐待の深い傷が癒えることはありません。

ですので一旦、子供との距離を置きます。

親戚や祖父母に子供を預けることを考えましょう。
また親戚や祖父母に預けられない場合は、児童養護施設に預ける方法もあります。

児童養護施設に子供を預ける場合、まずは児童相談所に相談しましょう。

全国の児童相談所はこちらです。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/gyakutai/

窓口に相談する

子供を虐待してしまうことを、他人に話す人はなかなかいません。
なぜなら虐待していることを非難されると解っているからです。

ですが悩みを一人で抱えても解決しません。
自己解決できるのであれば、児童虐待にまで発展していません。

ですのでもし仲の良い友達いるのであれば、友達に相談しましょう。
理解ある親がいるのであれば、自分の親に相談するのも1つの手です。

また仲の良い友達がいなかったり、相談できる親が人がいなかったりする場合は、児童虐待に関する窓口に相談すると良いでしょう。

児童虐待の全国相談窓口はこちらです。
【全国子育て・虐待防止ホットライン】
電話相談:0570-011-077
メール相談:http://www.jcapnet.jp/

電話受付時間:
月~金曜日 10時~17時
土曜日 10時~16時  
(日曜・祝日は受け付けていません)

心理カウンセリングを受ける

子供を虐待する人は、精神的に何か問題がある可能性があります。
また日頃からストレスを抱えている人にも多いです。

さらに幼いころに親自身も虐待を受けていた経験がある人も多いのが特徴です。

ですので一度、精神科または心療内科を訪れてみると良いでしょう。

親が過去に受けた虐待によるトラウマの緩和、感情をコントロールする方法、子供とのコミュニケーション方法など身に付きます。

まとめ

手を繋ぐ親子

子供を虐待してしまう人の特徴をまとめましたがいかがでしたか。

自身に思い当たる点があるのであれば、改善の余地はみられます。

虐待を辞める方法は、まず人に相談することが大切です。
ですので友達や親に話し、相談しましょう。

もし友達や親に相談できないのであれば、児童虐待ホットラインにて相談してください。

匿名性がありますので、自身の情報が漏れることなく相談ができます。
電話での相談ですので、顔を合わせる必要がありません。

顔を合わせることなく相談できるので、何でも話しやすいというメリットがあります。

また一緒にいることで子供を傷つけてしまうのであれば、一時的に離れて住むようにしましょう。
子供を祖父母の家に預けたり、児童養護施設に預けたりと、対策を取りましょう。


父親が子供を虐待する場合、母親は一体どう行動すれば良いのかをまとめました。
虐待されている子供を見つけたら、どこに通報すれば良い?

\ SNSでシェアしよう! /

子育てペディアの注目記事を受け取ろう

悩む女性

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

子育てペディアの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

ママライターR

ママライターR

子育てペディア編集長のRと申します。小学3年生の息子と小学6年生の娘を持つ2児の母(34歳)です。私の子育て方針は「のびのび」です♪子供の自我を抑え込み過ぎず、心の広い寛大な子供に育つよう心がけています。

関連記事

  • 悲しい顔をした子供

    子供が友だちを叩く場合どうすれば良い?。すぐに人を叩く原因と治し方

  • 喪服を着ている夫婦

    お通夜やお葬式に参列する子どもの服装マナー

  • 車のおもちゃ

    ベビーインカーステッカーは必要?「赤ちゃんが乗っています」の本当の意味について

  • YoutubeKidsのアイコン

    視聴制限や時間制限が出来るYoutube Kidsの使い方や機能

  • 兄弟で平等に接していますか?兄弟姉妹を平等に扱うコツなど

  • 映画館

    子供だけで映画をみるのは何歳から?映画館でのマナーや注意点