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私立中学校に通わせるメリット・デメリットは?学費や公立との違いなども。

女子生徒

私立中学校といえば、学費や入学費などお金がかかるイメージですよね。
実際に学費や課外学習費用など、公立の中学校と比べると金額が高くなっています。

しかし私立中学校には、お金をかけてでも行かせたい「メリット」があります。
今回は私立中学校の、メリットそしてデメリットについてお話します。

また私立中学校にかかる「学費」「私立中学校に通う割合」「公立中学校との違い」についてもお話しします。

私立中学校とは

教室
そもそも「私立中学校」とは一体何なのでしょうか?

私立中学校とは、「学校法人」が設置した中学校のことを言います。

反対に公立中学校は、「地方公共団体(都道府県や市町村)」が設置した中学校のことです。

学校法人は「民間」になりますが、民間であれば誰でも作れるわけではありません。
文部科学省令で定める多くの条件をクリアし、国から「認可」を受ける必要があります。

公立中学校と私立中学校の違い

ではどうして、学費の安い公立中学校に通わず、わざわざ学費の高い私立中学校に通わせるのでしょうか?

そこで私立中学校と公立中学校の違いを、簡単に説明します。

私立中学と公立中学では教育方針が違います。
私立中学校の場合、「独自」の教育方針が掲げられます。

それに比べ公立中学校は、全国共通の教育方針が掲げられます。
公立中学校「都道府県や市町村」が管理する学校ですので、偏った教育方針は取れません。

また勉強内容にも違いがあります。

私立中学校の勉強内容は、「私立高校受験を見越しての勉強内容」となっています。
ですので高校受験の合格率が、公立中学校に比べて高いのでしょう。

公立中学校は「一般的な知識としての勉強」が多くなります。

そして施設環境にも違いがあります。

私立中学校は、施設環境が整っています。
全教室冷暖房完備・エレベーター・全天候型グランド・室内温水プール・図書室・茶道・礼法室など、学校内の設備が充実しています。

公立中学校は冷暖房がありますが、それ以外の設備環境は整っていません。

私立中学校に通う割合

日本中の中学生のうち、どれだけの割合の中学生が、私立中学校に通っているのでしょうか?

文部科学省が「学校基本調査」を行い、公立中学校と私立中学校に通う割合をデータ化しています。

都道府県 公立+私立中学校全体の人数
(人)
私立中学校に通う人数
(人)
私立中学校に通う割合
(%)
全国 3,465,245 243,390 7.0
東京 310,874 74,357 23.9
神奈川 235,344 25,696 10.9
千葉 165,030 9,993 6.1
高知 19,341 3,461 17.9
奈良 39,408 4,646 11.8
京都 70,853 8,557 12.1
兵庫 156,364 12,613 8.1
大阪 244,704 22,320 9.1
和歌山 27,632 2,356 8.5

参照:文部科学省・学校基本調査・平成27年度

私立中学校に通う子供の割合は、地域によって差があります。とじ

都道府県の中でも、都心の方が私立中学校似通う割合が、比較的高くなっています。
おそらく、都心にいる家庭は「教育にお金をかける」のでしょう。

子供を私立中学校に通わせるメリット

教団に立つ先生
子供を私立中学校に通わせる「メリット」はこちらです。

塾に通わなくても良い

私立中学校は、高校受験のための授業を中心に行います。
ですので塾に通わなくて済みます。
(中には通う子供もいます。)

また「私立中高一貫校」入学した場合は、中学校と高校がセットになっています。
つまり高校受験がないので、受験勉強をする必要もないのです。

頭が良い子が多いので、競争心が高まる

私立中学校には、成績の良い子供が集まります。
勉強に対する競争心(ライバル心)が生まれます。

「友達に負けないように勉強を頑張ろう」という意欲になります。

競争心があると子供は勉強をしますので、成績が伸びやすくなります。

設備環境が整っている

私立中学校は、設備環境が整っています。

公立中学校は無い「エレベーター」や「温水プール」などが、私立中学校にはあります。

スポーツが上手な子供が私立中学校に通う理由は、この施設の充実が上げられます。
また中高一貫校ですと、スポーツに打ち込む時間を増やせます。

公立中学校よりも立地条件が良く、駅から近くにあることも多いのです。
都心部や駅チカにあったりするので、親は安心ですね。

異性に関する心配が減る

私立中学校は女子校・男子校と別れているところが多く存在します。

女子校・男子校に分かれている学校を選ぶことで、異性との関わりを減らすことができます。

中学生のうちから恋愛となると、受験が控えているので、心配になります。
子供が私立中学校に通う場合は、異性関係の心配が少ないでしょう。

私立中学校・私立高校に通う場合、恋愛は大学に入ってからが多いようです。

不良が少なく、非行に走りづらい

私立に通う子供に不良は少なく、友人関係がにおいて比較的安心できます。

友達との喧嘩や仲間はずれなどは、公立中学校と同じようにあります。
しかし道を外して、非行に走ることは少ないでしょう。

また私立中学校に通わせている「家庭」も、比較的落ち着いた家庭が多いでしょう。
公立中学校は実に様々な家庭があります。

子供を私立中学校に通わせるデリット

勉強
子供を私立中学校に通わせる「デメリット」はこちらです。

勉強嫌いになる可能性がある

私立中学校の授業は、受験勉強に適した内容です。
ですので授業内容の難易度が高くなっています。

1度勉強についていけなくなると、塾に通う必要があります。
勉強がわかるうちは勉強を楽しく感じますが、学校の授業についていけなくなると、勉強を苦痛に感じます。

特に頭の良いエリート中学校では顕著なパターンでしょう。

小学校の頃は「頭の良さ」だけでテストで良い点を取れていたとしても、
エリート中学校では「努力」をしないと良い点を取れないのです。

親へのプレッシャーがある

私立の中学校は、公立の中学校に比べると学費が高いでしょう。
子供が中学生にもなると、学費が高いことは理解します。

親が高い学費を払ってると思うと、プレッシャーになります。
「もっと勉強を頑張らないといけない」「もっと良い成績を残さなくてはいけない」という気持ちになるのです。

そのプレッシャーが良い面に働く子供もいれば、逆に重圧に感じてしまう子供もいます。

理・社に弱い

私立中学校では理科と社会の勉強に力を入れません。

なぜなら私立の高校受験に「理科」「社会」の科目がない学校が多いからです。

高校受験のない科目ですので勉強をする必要がなく、学校では基礎知識の勉強になるのです。

給食がない

公立の中学校では、お昼ごはんが給食になっているところが多くあります。
しかし私立の中学校は、お弁当のところが多いのです。

私立中学校に食堂があることもありますが、毎回食堂を利用すると、お金がかかってしまいます。

ですので子供にはお弁当を持たせる必要があります。
毎朝お弁当を作る必要がありますので、親からすれば大変ですね。

私立中学校にかかる費用

お金
子供を私学に通わせるとなると、気になるのが「お金」です。

公立中学校であれば年間「16万円」前後で収まる学費が、私立中学になると年間「100万円」前後かかります。
これが3年間続くので、単純に「300万円」の学費が必要となります。

さらに私立中学校に入学するには、入学試験の受験料があり、さらには入学金もあります。

私立中学校の1年間の学費をまとめました。
(学費の中には「学校教育費」「学校給食費」「学校外活動費」が含まれています)
(参照:文部科学省調査)

受験料

公立中学校に通う場合、受験はありません。
しかし私立の中学校に通う場合、「入学受験」があります。

この入学受験を受けるには、「受験料」を支払う必要があります。

平成28年度の東京都内の受験料の「平均額」は、「22,718円」です。
参照:http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2015/12/60pcg200.htm

私立中学校は併願で5・6校の受験をする家庭が多いようです。

6校の受験をすると想定した場合、受験料だけでも「136,308円」の出費になります。
思ったより金額が高くなりますね。

学校教育費

続いて学校教育費です。
学校教育費の中には、毎月の授業料が含まれています。

私立中学校にかかる学校教育費の平均額は、年間「1,022,397円」です。

2017年の春から、私立中学校も「授業料が無償化される」と言うことが話題になりました。

2017年3月現在、私立中学校の授業料無償化について、国からの発表がありません。

延期・ボツになった可能性が高いでしょう。
情報が分かり次第記載します。

給食費

データによると、私立中学校の給食費は年間「4,154円」になっています。

普通に考えてありえないほど安いので、データとして信用は出来ません。

恐らくお弁当を持参した場合や校内の食堂を利用した場合は、「0円」として計算している可能性があります。

学校外活動費

学校外活動費というのは、遠足・修学旅行など学校外での活動費用です。

私立中学校で学校外活動費にかかる年間費用は「312,072円」になっています。

学校外活動費については、公立中学校と大差がありません。

まとめ

勉強
私立中学校と公立中学校の、最大の違いは「学費」になります。
公立中学では年間16万円前後で収まる学費が、私立中学では年間100万円前後になります。

しかし私立中学校には、様々なメリットがあります。

中学校自体が高校受験に適した勉強内容になっているので、塾に通う必要がありません。
また周りには頭のいい子供が集まるので、子供の向上心が高まります。

校内の施設環境が整っており、不良になる可能性が低く
また落ち着いた家庭が多いので、話が合う事が多いでしょう。

メリットがあるとデメリットも存在します。

勉強ばかりの生活に嫌気がさし、勉強嫌いになる子供もいます。
それに給食がないので、毎朝お弁当をつくる手間が増えます。

子供が私立中学校に入学する場合は、メリット・デメリットをそれぞれ把握して、どちらに通わせるか判断しましょう。


下記の記事は私立小学校に通わせるメリットです。

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ママライターR

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子育てペディア編集長のRと申します。小学3年生の息子と小学6年生の娘を持つ2児の母(34歳)です。私の子育て方針は「のびのび」です♪子供の自我を抑え込み過ぎず、心の広い寛大な子供に育つよう心がけています。

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