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食物アレルギーの症状って?発症するタイミングや対処法について。

ご飯を食べる子供

食べ物は日常生活で、切っても切り離せないもの。
その食べ物にアレルギー症状があると、困りますよね。

アレルギーの中でも「食物アレルギー」は、子供に多く発症する症状です。

しかし、アレルギーはよくあることだからと軽視するのは危険です。
症状が軽い場合もあれば、最悪の場合「死」に至る場合もあるのです。

今回は食物アレルギーで起こる「症状」と「原因」についてまとめました。

食物アレルギーとは

サラダ

「食物アレルギー」という言葉をよく耳にするので、なんとなく知っている人は多いでしょう。
それでは具体的に食物アレルギーとは、どのような状態を言うのでしょうか?

人間の体には、「免疫機能」があります。
免疫は体に侵入した「害」を、退治する役割があります。

無害な食べ物であれば、何も退治をする必要はないのですが、免疫機能が異常に働くことで、食物アレルギーが起こるのです。

で食物アレルギーの人は、「卵」や「小麦」のように無害な食べ物に免疫が働いてしまうのです。

食物アレルギーは「アレルギーの原因となるものを食べた時」にだけ発症するのではありません。
食べること以外にも、食物アレルギーは起こりえるのです。

具体的には、アレルゲンと言う「アレルギー反応を引き起こす物質」が皮膚に触れた場合にも発症します。
さらに粉末を吸い込んだだけでも発症することがあります。

食物アレルギーの症状

ピザ
食物アレルギーの反応は、人により症状が異なります。
その症状は、大きく分けて「5つ」あります。

皮膚症状

食物アレルギーの中で最も多い症状が、この皮膚症状です。

食べ物を食べた後に、蕁麻疹が出たり、かゆみが現れたりします。

口の周りが赤くなることから始まり、症状が重い場合は徐々に全身に広がります。
同時にアトピー性皮膚炎を発症する子供がいます。

消化器症状

アレルゲンを摂取した後に、腹痛・嘔吐・下痢の症状が起こることもあります。

嘔吐にまで至らなくても、「吐き気」「むかむか」などが発症することもあります。

症状が軽いと食物アレルギーと気が付かず、そのまま食べ続けてしまうことがあります。
しかしアレルゲンを摂取し続けると、症状が重篤化する可能性があります。

粘膜症状

アレルゲンを食べてから、口の中がかゆくなったり、喉がイガイガしたりする症状が現れます。

他にも目が痒くなったり、目が腫れたり、鼻水が出ることもあります。

親はアレルギー症状に気が付かないことも多いです。
子供の目が赤くなっていることがあります。

呼吸器症状

アレルゲンを摂取した後、アレルギー反応が呼吸器官に現れる症状です。

咳き込んだり、ゼーゼーしたりします。
気管支が狭くなり、呼吸がしづらくなります。

喘息や呼吸困難を引き起こすこともあります。

アナフィラキーショックの症状

アレルギー症状で一番重篤な症状が「アナフィラキーショック」です。

アナフィラキシーショックを発症すると、短時間で全身にアレルギー症状が出ます。

症状の現れる臓器は、皮膚・粘膜・呼吸器・消化器などです。
1度に複数の臓器にアレルギー症状を現し、血圧低下や意識障害なども引き起こします。

危険な状態になると命に関わるので、早急に病院へ行く必要があります。

呼吸困難などが発症した場合は、迷わず救急車を要請しましょう。

食物アレルギーの症状はいつ現れる?

かゆみ

食物アレルギーの症状は、症状によって発症する「タイミング」が違います。

大きく分けると下記の3つのタイミングがあります。

  1. 即時型
  2. 遅発型
  3. 遅延型

-即時型-
アレルゲンを摂取してから即時~30分(遅くても2時間以内)で症状が現れる。

-遅発型-
アレルゲンを摂取してから6~8時間で症状が現れる。

-遅延型-
アレルゲンを摂取してから1~2日後に症状が現れる。

食物アレルギーの症状はほとんどが「即時型」で、アレルゲンを摂取してからすぐに症状が現れます。

アレルゲー症状の中でも即時型は症状が重くなる場合があります。
アナフィラキーショックを引き起こすことがありますので注意しましょう。

食物アレルギーになりやすい食品

野菜
食物アレルギーになりやすい食べ物として、国により「7品目」が指定されています。
(特定原材料7品目)

【7大アレルゲン】

  1. 鶏卵
  2. 牛乳
  3. 小麦
  4. そば
  5. 落花生
  6. えび
  7. かに

これらの食べ物は、アレルゲン要素があります。
子供に食べさせるには、時期や量に注意しましょう。

一見するとアレルゲンが入っていない食べ物でも、同じ工場内でアレルゲンが使用されている場合があります。
アレルゲンに敏感な場合、同じ工場内に使用されているだけでも、症状を発症します。

ですので食べ物を購入する際は、この特定原材料7品目のチェックを忘れないようにしましょう。

食物アレルギーになりやすい食べ物に関してはこちらで詳しく説明しています。

食物アレルギーが出たら病院へ行った方が良い?

診察券と薬
「一体何の食材でアレルギー反応を起こすのか?」を病院で調べることが出来ます。

病院で食物アレルギーの検査をすると、アレルゲンの特定だけでなくアレルギー症状の強さも調べられます。

食物アレルギーが出たら、自己診断でアレルギーと決めつけるのではなく、病院で診断を受けましょう。

どの食物のアレルギーなのかを特定してもらい、アレルゲンになる食物を除去した食事にしましょう。

何科に行けば良い?

子供が食べ物を食べた後、アレルギー症状が現れたら、小児科を受診しましょう。

小児科では子供の病気全般を、診療しています。
ですのでアレルギーも検査が可能です。

食物アレルギーはどのような検査?

食物アレルギーで病院へ行くと、まずは問診が行われます。

  1. 何を食べてアレルギー症状が出たのか
  2. どのくらいの量を摂取したのか
  3. いつ食べて、いつ症状が現れたのか
  4. どのようなアレルギー症状が現れたのか
  5. 今までに同じような症状が現れたことはあるのか

問診の際は上記の内容を聞かれることが多いので、子供のアレルギー症状が出た時のことを、覚えておきましょう。

問診の後は検査が行われます。
食物アレルギーの検査は、下記の2種類が多く行われます。

血液検査

血液検査でアレルギーの診断が可能です。
「アレルギー体質か」「アレルゲンはなにか」「血中IgE濃度はどのくらいか」などを特定できます。

血液の中には「IgE(免疫グロブリン)」という物質があります。
血液のIgE濃度が高いと、アレルギー体質と診断されます。
(IgE濃度が高いからといって必ずアレルギーになるとは限らない)

このように血液検査はアレルギーを判断する目安になるので、一番よく行われる検査方法です。

判定結果は時間がかかるため、後日知らされることが多いです。

皮膚テスト(プリックテスト)

皮膚テストにはいくつか種類があります。
食物アレルギーの場合は、プリックテストが多く行われます。

プリックテストとは、
まずアレルギーと思われる食べ物の抗原液を、皮膚に少量つけます。

抗原液を少量つけたら、皮膚の表面を針で軽く刺します。
しばらくして皮膚が赤くなると、アレルギーがあるということです。

針をみると怖がる子供がいますが、痛みはほとんどありませんので安心してください。

針を刺さない「パッチテスト」もありますが、アレルギー反応を確認するのに、「1~2日」かかります。
しかしプリックテストは、15~20分程度でアレルギー反応を確認できます。

ですので食物アレルギーの皮膚テストは、針を指して行う「プリックテスト」が多いでしょう。

健康保険は適用される?費用は?

子供にアレルギー症状と思われる反応がある場合に病院を受診すると、健康保険が適用されます。

しかしアレルギー症状が一度も現れていないのに、検査をしてもらうとなると、健康保険は適用されません。

つまり「病気が疑わしかったり、病気になった時のみ」健康保険が適用されます。
「症状が無いけれど任意で検査をしたい」場合は、健康保険が適用されないのです。

アレルギー検査にかかる費用は、検査する種類により変わってきます。

子供がアレルギーを発症して検査する場合は、乳幼児医療制度が適応されるので、費用は500円が上限になります。

任意で検査を受ける場合は全額負担になり、数万円かかる場合があります。

まとめ

ご飯を食べる女の子
食物アレルギーの症状は皮膚・呼吸器官・臓器と様々です。
また症状も様々ですので、親は事前にどのような症状があるのか知っておく必要があります。

アレルゲンを摂取してからアレルギーの症状が発症するタイミングは「即時」が最も多いでしょう。
遅くても2時間以内にアレルギー症状が、現れます。

中にはアナフィラキーショックを引き起こし、重篤化する場合がありますので注意しましょう。

アレルギー症状が出たら自己判断はせず、病院を受診して下さい。
アレルゲン物質を特定して、食べ物から除去しましょう。

今後は食べ物を購入する際には原材料欄、特に「特定原材料7品目」はチェックしましょう。

食物アレルギーの症状が発症したあとに病院へ行くとは、健康保険が適用されます。
アレルギー症状がなく任意で検査してもらう場合は、医療費が全額自己負担になるので注意しましょう。


アレルギー持ちの子供でも安心して食べられる飲食店をまとめました。(注意点も)

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ママライターR

ママライターR

子育てペディア編集長のRと申します。小学3年生の息子と小学6年生の娘を持つ2児の母(34歳)です。私の子育て方針は「のびのび」です♪子供の自我を抑え込み過ぎず、心の広い寛大な子供に育つよう心がけています。

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