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育児ノイローゼになる原因・治し方(対処方法)は?

泣いている子供

子供を育てていると、「育児ノイローゼと」いう言葉を聞く機会が多くなります。

ママ友との間で「育児ノイローゼになりそう!」なんてちょっとした冗談を交えた会話はよくあるものですよね。

しかし実際育児ノイローゼは、子育てしているママなら誰もが、「なる可能性」はあるのです。

「もしかしたら育児ノイローゼかもしれない」
「育児ノイローゼを治したい」と考えているママ向けに、
育児ノイローゼになる原因や治し方(対処方法)、相談できる窓口などについてまとめました。

育児ノイローゼとは

悩んでいる女性
育児ノイローゼとは、「子育てをすることで精神的な障害が生じること」です。

ノイローゼは主に精神障害であり、具体的には「神経症・神経衰弱・ヒステリー」などが挙げられます。

ちなみに育児ノイローゼは正式な病名ではありません。
ですので「育児ノイローゼ」と思って病院で受診したとしても、医者に言われる病名は別名です。

患者の症状によって、症状名は変わります。
主につく病名はうつ病・自律神経失調症・不安障害(不安神経症)・パニック障害などがあります。

つまり育児によってうつ病・自律神経失調症・不安障害(不安神経症)・パニック障害などを引き起こした場合、
総括して「育児ノイローゼ」とい言うのです。

育児ノイローゼはどんな人がなりやすい?

育児ノイローゼになりやすい人には、共通点があります。

物事を完璧にこなそうとする人や神経質な人は、育児ノイローゼになりやすい傾向にあります。
逆に大雑把な人や、良い意味で適当な人は、育児ノイローゼになりにくいのです。

子供が生まれる前は、1人で自由がききます。
家事は捗りますし、眠りたい時に眠れ、ゆっくりしたい時にゆっくりできます。
自分のペースで物事を進められ、自分の時間を作れます。

しかし育児をしていると、子供の世話をしなくてはいけませんし、家事もあります。
家事が思うようにはかどらず、睡眠不足にもなり、自分の時間もなくなります。

しかし完璧に物事をこなしたい人は、無理をしてこなそうとします。
無理を重ねることでストレスが溜まり、育児ノイローゼになるのです。

育児ノイロゼの症状

頭を抱える女性
育児ノイローゼは、精神的な面で症状が現れますが、なかなか気が付かない人がいます。

育児ノイローゼになった場合に発症する、典型的な症状を紹介します。

  1. 育児が辛い・楽しくない
  2. 何事にも無気力
  3. 無表情で目がうつろ
  4. パニックになりやすい
  5. マイナス思考
  6. 注意散漫
  7. ひきこもりがち
  8. 過食や拒食
  9. 不眠症や睡眠障害

これらの症状に当てはまり、育児に疲れているなという実感があれば、
育児ノイローゼの傾向があるので注意が必要です。

育児ノイローゼの原因

泣いている子供
それでは次に、育児ノイローゼになる原因をみていきましょう。

育児への不安感・ストレス

初めての育児となると、わからないことばかりで不安になることが多いものです。
どうしたら良いのかわからない不安と、ストレスで、精神的に弱ってしまいます。

それに育児に関する悩みがある人もいます。
子供の成長が遅い・子供の夜泣きが激しいなど、他の子供と比べることで余計劣等感を感じ、ストレスが溜まっていきます。

ストレスを溜めないように気持ちをコントロールできれば良いのですが、
上手く解消できない人も多いのです。

育児の疲労・睡眠不足

育児というのは、精神だけでなく、体力も消費します。
ママは育児だけでなく、家事もありますので、出産前よりも多くの体力と時間が必要になります。

子供が泣いていたら家事を中断したり、もしくは抱っこしながら家事をしたり、とママは大忙しになります。

さらに産まれたばかりの赤ちゃんは、睡眠時間が短いものです。
まとめて眠ることができず、睡眠不足になります。
疲れがなかなか取れませんので、前日の疲れをリセットできないまま、また1日が始まります。

日々疲労と睡眠不足が蓄積され、精神的ダメージが大きくなっていくのです。

夫の協力不足・理解不足

子育ては夫婦で協力し合ってするものです。
しかし元々家事や育児に非協力的な人もいますし、仕事で忙しく手伝えない人もいます。

1人で全てをおこなわなくてはいけない不満がストレスを生みます。

子供の発達経過による悩み(反抗期や障害など)

子供の成長とともに、子供に対する不安が発生します。
子供は第一次反抗期・第二次反抗期・思春期反抗期などと、段階を踏んで、反抗期があらわれます。

反抗期に悩むママは多く、これも育児ノイローゼの要因になります。

また障害を持つ子供の場合、成長するにつれて様々な問題が現れるので、それも育児ノイローゼの要因なのです。

反抗期に関しては、こちらに詳しく書いていますので参考にして下さい。
反抗期の子供に対する接し方や対処方法は?

産後のホルモンバランスの崩れ

子供を出産するとホルモンバランスが崩れます。
ホルモンバランスが崩れると、身体と精神に不調が現れる人がいます。

産後は誰でも情緒不安定になりやすいのです。
さらに育児の疲れやストレスなどが重なるので、産後すぐは育児ノイローゼを発症になりやすい傾向にあります。

育児ノイローゼの対策・治し方(対処方法)

お茶を飲む女性
育児ノイローゼにならないように、どのような対策をすれば良いでしょうか?

これから説明する対策は、「既に育児ノイローゼになってしまった場合」も有効です。

友達や親と話す

話し相手を作ると、育児ノイローゼを発症しづらくなります。

「子育てや家事に忙しい」同じ状況にあるママ友と、情報交換をするのが良いでしょう。
同じように悩んでいる人がいると、気持ちが楽になるものです。

また子育ての先輩でもある、自分の親に話をするのも良いでしょう。
自分の親は子育て経験者なので、的確なアドバイスがもらえることもあります。

定期的に息抜きをする

子育てをしていると、自分の時間が少なくなります。
さらに家事があるのでなおさら、時間に追われる日々になるでしょう。

そのような時は、ストレス発散をすることで息抜きになります。

たまにはネットショッピングをしたり、友達と遊びに行く時間を作ったりすることで、ストレス発散になります。
他にも映画をみる、読書をするなど「自分に時間を使う」ようにします。

それぞれストレス発散方法は違いますので、自分に合うストレス発散方法をみつけましょう。

完璧を目指さない

育児・家事共に、完璧を目指してしまう人は育児ノイローゼになりやすい傾向にあります。

まず育児・家事を両方完璧にこなすことは不可能なのです。
殆どの人は、何かに手を抜くことで、育児・家事を両立しています。

無理をして完璧にしようとすることで、自分のキャパをオーバーしてしまいます。
ですので完璧にこなそうとせず、手を抜くところは手を抜いていきましょう。

医療機関に行く

精神的に参ってしまっている場合は、医療機関で相談してください。

病院では、精神科や産婦人科で受診してもらえます。
まだ症状が軽い場合は産婦人科を受診し、程度によっては精神科を勧められます。

自ら症状が重いと思う場合は、はじめから精神科に行くと良いでしょう。

1人で行くのが不安という人もいるでしょう。
その場合は夫や親に付き添ってもらうことをオススメします。

精神病と聞いても、軽く考えている人がいます。
家族に付き添ってもらうことで、自分の辛さを知ってもらう良い機会になります。

なぜならママが夫に直接辛さを訴えるよりは、医師から説明を受けるほうが聞き入れやすいからです。
また夫側から疑問に思っていることを医師に相談することもできます。

ですので出来れば、夫や親に付き添ってもらうようにしましょう。

病院ではどんな治療をするの?

医者
育児ノイローゼは、精神的な病です。

精神病院に行く場合、診察・検査・カウンセリング・投薬など、病院によって手順が違います。

精神科の治療には心理療法の名目で、「カウンセリング治療」を行っている病院があります。
しかし、このカウンセリング治療は行っていない病院もあります。

ですのでカウンセリングを希望する場合、
まず病院にカウンセリングをおこなっているかを事前確認しましょう。

カウンセリング

カウンセリングは医師と患者で話しをします。
今の状況や、現在の心境、精神状態を分析します。

カウンセリングは保険適用外です。
なぜなら医療行為と見なされないからです。

しかし病院によっては治療に必要なカウンセリングということで、保険を適用できるところもあります。

カウンセリングにかかる費用は病院にもよりますが、「1時間あたり3,000円~5,000円前後」です。

まずカウンセリングを受けたい場合は、事前に保険が適応するかを確認しましょう。

薬による治療

精神科に通う場合は、基本的に投薬による治療がおこなわれます。

カウンセリングを希望する場合でも、投薬の治療は継続されます。

どのような薬を処方されるかは、患者の病状によって医師の判断になります。

「漢方にしてほしい」「体に負担の少ない薬にしてほしい」などの希望は伝えましょう。
そして処方された薬は飲み忘れのないよう服用しましょう。

育児ノイローゼのような精神の病は、一瞬だけ安定することがあります。
しかし出された薬の飲まないでいると、すぐに不安定になるので、薬は自己判断で止めてはいけません。

育児ノイローゼを相談できる場所

スマホを触る女性
育児ノイローゼで悩んでいる場合、一体どこで相談すれば良いのでしょうか?

病院以外にも場所はあるので、まとめました。

病院

病院ではカウンセリングを受けられます。
カウンセリングの結果治療が必要な場合は、病院であれば引き続き治療も受けられます。

子育て支援センター

各市町村では子育て支援センターがあります。
そこでは保育士や、育児に詳しい人に相談をすることができます。

まずは現在住んでいる地域の役所で、子育て支援センターについて問い合わせましょう。

また母子手帳にも子育て支援センターの場所や、電話番号が載っていることがありますので確認しましょう。

子育てホットライン(電話)

「病院に行くほどではないが、誰かに相談したい。」
そのような場合は電話で相談することもできます。
顔を合わせることがありませんので、悩みを相談しやすくてオススメです。

無料で相談できるホットラインをいくつか紹介します。

子育て・女性健康支援センター

子育て・女性健康支援センターは、無料で助産師さんが電話相談に答えてくれます。

相談時間⇒月曜日~金曜日10時~16時
子育て・女性健康支援センター

子育てホットラインママさん110番

子育て支援の社団法人が運営している電話相談窓口です。
子育てに関することなら何でも聞いてもらえます。

相談時間⇒月曜日~金曜日10時~16時
子育てホットラインママさん110番

寄り添いホットライン

寄り添いホットラインは、子育ての悩みはもちろんですが、他の悩み相談もできます。
育児の他に、夫婦関係・義親などの悩みがある人にもオススメです。

相談時間⇒受付時間:24時間
寄り添いホットライン

育児ノイローゼから離婚する夫婦も

夫婦の後ろ姿
育児ノイローゼになると、パートナーの支えも必要です。

理解ある夫でしたら良いのですが、そうでない人もいます。
その場合夫婦関係に亀裂がうまれ、離婚に至る夫婦もいます。

ですので夫には、育児ノイローゼを理解してもらうためにも一緒に病院に付き添ってもらいましょう。

夫が病院に一緒にいくことで、先生から夫にアドバイスが貰えます。
症状などについても、夫は考えさせられる良いきっかけができるでしょう。

育児ノイローゼになったら、一緒に暮らしている夫の理解とサポートが必要なのです。

まとめ

親子
育児ノイローゼになる可能性は誰にでもあります。

ストレスや疲労が溜まり、体調・精神面に負担があると思った場合は、息抜きをしましょう。
ママ友や夫、親に話し相手になってもらい、愚痴を言うのも良いでしょう。

自分の時間を作り、息抜きをしてストレス発散をしてください。

どうしても精神的にしんどいと思った場合は、精神科または産婦人科で相談してください。

ママは子育てだけではなく家事もあります。
その両方を完璧にこなしている人はいません。

ですので子育てと家事、手抜きをしながらおこなうことが大切です。


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ママライターR

ママライターR

子育てペディア編集長のRと申します。小学3年生の息子と小学6年生の娘を持つ2児の母(34歳)です。私の子育て方針は「のびのび」です♪子供の自我を抑え込み過ぎず、心の広い寛大な子供に育つよう心がけています。

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