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子供乗せ自転車は危険なの?安全に乗る方法は?

自転車に乗る親子

前後に子供を乗せることが出来る、子供乗せ自転車は非常に便利ですよね。
近場のスーパーや幼稚園の送り迎えに、子供乗せ自転車を活用しているママは多いと思います。

ですがこの子供乗せ自転車には、たくさんの危険性が潜んでいることはご存知ですか?
なかには悲しいかな死亡事故も発生しています。

一人で自転車を乗るとき以上に、子供を乗せるときは注意が必要です。

事故を起こさないためには、子供乗せ自転車の危険性をよく理解し、安全に乗る方法を知ることが重要です。

子供乗せ自転車の危険性

子供乗せ自転車は、一人で乗る自転車に比べて、危険性が高いのはわかると思います。

一体どれだけの人が「乗っていて危険を感じたことがあるのか」を集計したデータがあります。

子供乗せ自転車を危険と感じたデータ
参照:自転車の安全利用促進委員会

なんと子供乗せ自転車を使っている人の8割弱は、危険を感じたことがあるとのこと。

危険を感じる大半の場合は、何の事故にも繋がっていませんが、このうちのいくつかは重大な事故につながっています。

実際自転車に子供を乗せている状態で、事故は沢山おきています。
ニュースにもなった死亡事故をいくつかピックアップします。

4日午前7時25分ごろ、川崎市幸区塚越の市道で、自転車に乗っていた同区紺屋町の会社員、佐藤めぐみさん(36)がバランスを崩して転倒、後部の幼児用座席に座っていた長女の楓ちゃん(5)が車道に投げ出されて男性運転手(47)のトラックにはねられた。楓ちゃんは頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。出典:yahoo!ニュース

6日午前9時55分ごろ、東京都国分寺市内の都道で、渋滞車列をすり抜けるように横断していた自転車と、対向車線側を交差進行してきた乗用車が接触する事故が起きた。自転車は転倒。乗っていた女性がおぶっていた生後7か月の乳児が死亡している。すり抜け横断の自転車が乗用車と衝突、転倒で乳児死亡

どちらの事故も、運転していた親は無事ですが、同乗していた子供が死亡しています。
走行中以外にも、子供を自転車に乗せた状態で転倒する事故も多発しています。

国民生活センターによると、子供を自転車に乗せた状態での転倒・転落事故は、去年12月から今年7月までに62件起きている。中には、止めた自転車に子供を乗せる際に自転車ごと転倒したり、子供を前の席に乗せて自転車の向きを変えようとし、ハンドルをとられて転倒したりと、走行中以外でも事故が起きているという。子供を乗せた自転車の転倒事故に注意

どの事故も一人で自転車に乗っている時には起こり得なかった事故です。

子供乗せ自転車は、漕いでいるときだけでなく押しているときにも注意が必要です。

子供乗せることで自転車のバランスを取ることが難しくなり
道を曲がるときや方向転換をする時に、バランスを崩しそのまま転倒してしまいます。

安全に子供乗せ自転車を乗る方法

自転車置き場
子供乗せ自転車は使い方を間違うと、先程のニュースのように取り返しのつかない事故につながります。

ですので子供乗せ自転車を安全に乗る方法を知りましょう。

安全基準マークBAAがある自転車を選ぶ

自転車に下記のようなマークがついているのを見たことはありませんか?

BAAマーク

このマークは「BAAマーク」といいます。

BAAマークは、一般財団法人の自転車協会が「安全基準を満たしている自転車」と認定する自転車に対し貼り付けられています。

つまりこのマークが貼ってある自転車は、構造的に安全ということです。
子供乗せ自転車を購入する時は、BAAマークが貼ってある自転車を選ぶようにしましょう。

1歳以上になってから子供を乗せる

子供乗せ自転車を安全に使うには、1歳未満の子供は乗せないほうが良いでしょう。

自転車に乗せる子供は、◯歳以上でないといけない、といった法律はありません。

しかし「1歳未満の子供を子供乗せ自転車に乗せることはおすすめできません。」

1歳未満の子供の場合、腰が座っていなかったり走行中にじっとできなかったりするので、非常に危ないのです。

1歳を過ぎますと、しっかり座ることができますし、自転車に乗せても不安定になりにくいでしょう。

ですので子供乗せ自転車は、子供が1歳以上になった頃から利用することをおすすめします。

ヘルメット・シートベルトの着用をする

子供を乗せて自転車を走るママの中には、子供にヘルメットやシートベルトを着用させていない人がいます。

これは非常に危険です。

転倒した時に頭から落ちることがありますので、その時ヘルメットをしていると頭の怪我を防げます。

シートベルトも、走行中に子供が自転車から落ちないように固定されますので、事故防止に繋がります。

ですので子供にはヘルメットとシートベルトを必ず着用させてください。

 

ヘルメットやシートベルトは、安価な物がありますが、命を守るためのアイテムになるので、安価な物は避けた方が良いでしょう。

子供を乗せるのは前から?後ろから?

子供が2人いると、自転車の前と後ろに子供乗せることになりますが、
どちらを先に乗り降ろしさせると安全なのでしょうか?

自転車の後ろ部分には、スタンドがついていて安定しやすく、
「乗せる時は後部から」「降ろす時は前部から」とすると比較的簡単にできます。

最近の3人乗り自転車には、前部分にハンドルロックがついたものが多いので、
前部に子供を先に乗せても、ふらつきにくくなっています。
ですのでハンドルロックのあるタイプであれば、どちらが先でも安心ですね。

じっとしていない下の子を前部へ先に乗せるという意見もあります。
下の子をさっさと乗せないと、どこかへ走っていってしまうこともありますよね…。

ですのでバランスを考えるなら「乗せる時は後部から」「降ろす時は前部から」で良いと思いますが、
下の子が幼い場合は、下の子を先に乗せる方がいいでしょう。

安全な場所で子供乗せ自転車の練習をする

自分一人で自転車を漕ぐ難しさと、子供を乗せた子供乗せ自転車を漕ぐ難しさは違います。
当然、子供乗せ自転車のほうが漕ぐのが難しいのです。

子供を乗せた時の感覚がわからないまま、自転車を走行するとバランスを崩し、転倒する危険性があります。
まずは子供を乗せて、自転車の練習をした方がいいでしょう。

漕ぐ練習だけでなく、止まる練習、曲がる練習、方向転換の練習
そして降りる練習までした方がいいでしょう。
子供が乗ることでバランスを安定させるのが難しいことがわかると思います。

当然、このときから子供にはヘルメットを着用させておきましょう。

雨の日は傘じゃなくカッパを着る

雨が降っている日でも、子供乗せ自転車を乗る時があります。
子供乗せ自転車を乗りながら傘をさすことは非常に危険ですので、やめましょう。

傘を指しながら運転をすると、片手運転になります。
片手運転をしていると、バランスを崩した時に体勢を持ち直すことは難しく、そのまま転倒してしまいます。

特に雨の日は地面が濡れており、タイヤがスリップするので転倒の危険性が増します。

雨の日は傘ではなく「カッパ」を使用してください。
自転車用のカッパは子供用も販売されていて、全身しっかり防水されるので安心ですよ。

  

車の巻き込みや、雨の日の車に気をつける

ママの中には、自動車運転免許証を持っていない人がいるかと思います。

車の免許を持っているママならわかると思いますが、
車は左に曲がる時、左にいる歩行者や自転車が見づらいのです。

ですので、自分の右手にいる車は「自分のことが見えていない」と思いましょう。
右手に車がいる場合は自転車の速度を落として、先に車を曲がらせましょう。

さらには雨の日は、ガラスに雨のしずくがつき、前も横も後ろも見づらくなります。
横断歩道を渡っているからと言って安心はできません。
さっさと渡るか、車を先に行かせるようにしましょう。

当たり前ですが車道には危険がたくさんあります。
通園や買い物に行く際に、車道を通らなくて済む道があれば、車道を通らない道を使いましょう。

一回通っただけで事故が起きる可能性は少ないですが
通園や買い物になると何度も通ることになります。
車道をあまり通らない道を使い、安全性を高めましょう。

自転車は定期的に点検をする

自転車を1度購入するとその後の自転車点検は、法律によっては義務づけられていません。

ですので自転車の点検は「自主的に行う必要」があります。
といっても自分で点検なんて出来ないという人が多いと思います。

ですので購入したお店、または近所の自転車屋さんで点検をしてもらうようにしましょう。

少なくとも年に1回の割合で、定期的に点検してもらうようにした方が良いでしょう。
特に久しぶりに乗る場合は、ブレーキやライトに不具合が生じていることがありますので
自転車に久しぶりに乗る前は、一度点検をしてもらうようにしましょう。

子供を自転車に乗せている時にしてはいけないこと

STOPマークと風船
子供を自転車に乗せている時にママがしていはいけないこと、子供にしてはいけないことがあります。

子供のマフラー

冬に自転車を乗る時は防寒は必須です。ですがこの防寒で非常に危ないアイテムがあります。

それはマフラーです。

首元が寒くならないように、マフラーを子供につけるママが多くいますが、絶対にやめましょう。

なぜならマフラーは、ほどけた時にタイヤに絡んでしまうことがあるのです。
マフラーが絡むと、自転車は急ブレーキがかかったような状態になり、バランスを崩してしまいます。

冬に寒くても、子供乗せ自転車に乗せるときはマフラーは使わないでおきましょう。
子供の首元が寒そうで気になるならネックウォーマーを利用すると良いですよ。

マフラーでなくとも長いものがタイヤに絡まることはよくあります。
例えば子供の服から出ている紐や、鞄の紐などですね。

タイヤに絡む可能性のあるものがないか、十分に注意しておきましょう。

携帯で通話やゲームの「ながら運転」

子供を後ろに乗せながら、携帯を触っているママをよくみかけます。
音楽を聞きながら自転車を運転している人も多いです。

携帯を使っていると片手運転になり、とても危険です。
ゲームの場合、よそ見をすることになるのでさらに危険ですね。

そもそも運転中の携帯電話の使用は、自転車でも禁止されています。(2008年の道路交通法改正より)
罰則は都道府県によって違い、5万円以下の罰金が科せられる地域があります。

罰金よりも子供の命のほうが心配です。
ただでさえ不安定な子供乗せ自転車で、親が運転に集中していないなんて危険にもほどがあります。

ですので子供乗せ自転車の運転中は、携帯を触ったり音楽を聞くようなことは絶対にやめましょう。

子供を前抱きした自転車走行

子供を前に抱いた状態で自転車を運転することは法律で禁止されています。(2015年道路交通法改正より)

前抱きの状態で自転車に乗っていて転倒してしまったら、子供がママの下敷きになってしまう可能性あります。
ですので抱っこ紐をして、子供を前抱きにした状態での自転車走行はやめましょう。

おんぶで自転車をこぐことは違反にはならないのですが、危険性が高いためオススメしません。
子供が前や後に乗ることがでる年齢まで、自転車には乗せないほうが良いでしょう。

まとめ

自転車
子供乗せ自転車には、危険性がたくさんあることお分かりいただけましたか?
実際に悲しい事故もいくつか起こっています。

子供乗せ自転車を始める人は、まずは安全な場所で練習をしましょう。
それも漕ぐだけの練習ではなく、止めたり手押ししたり、色々な場面を練習しましょう。

子供には安全の為にヘルメットとシートベルトの着用を忘れないでください。
また雨の日は傘ではなくカッパ必須ですよ!

気軽の乗ることができる自転車ですが、どのような危険性があるのかをしっかり理解して、安全に子供を乗せて走行しましょう。


どの子供乗せ電動自転車を購入して良いかわからない人向けに、オススメをまとめました。

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ママライターR

ママライターR

子育てペディア編集長のRと申します。小学3年生の息子と小学6年生の娘を持つ2児の母(34歳)です。私の子育て方針は「のびのび」です♪子供の自我を抑え込み過ぎず、心の広い寛大な子供に育つよう心がけています。

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