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それってもしかして小児がんかも?小児がんの見つけ方をまとめました

入院中の子供

子どもの病気の中でも、がんと聞くととても怖い病気ですよね。
若ければ若いほどがんの進行は早いとも聞きます。

がんは一体何が怖いかというと、がん初期の状態で「見つけることがかなり難しい」ことです。

小児がんが見つかった時には既に、「体の大半ががんに侵されている」と言うことは珍しい話ではありません。

しかし、小児がんを初期の段階で見つける方法はあります。
今回は早い段階で小児がんに気がつける方法をまとめました。

小児がんとは

人形の医者と看護師
そもそも小児がんとは一体何なのでしょうか?
小児がんの特徴を知っていれば、早い段階で気がつけるはずです。

小児がんとは、15歳以下の子どもに発症するガンの種類を言います。

そんな小児がんは、大人のがんとは傾向が違います。
それは、子供と大人でがんが出来る部位に違いがあることです。

現在の日本人が多くかかるがんは、1位が胃がんで2位が肺がんです。
この胃がんと肺がんは、小児がんにはほぼみられない病気なのです。

では小児がんと言われるがんの、主な種類は何があるのか見ていきましょう。

下記が小児がんの主な種類です。
小児がんの円グラフ
画像引用元:小児がん情報サービス

  1. 白血病
  2. 脳腫瘍・脊髄腫瘍
  3. 神経芽腫
  4. 悪性リンパ腫
  5. ウィルムス腫瘍(腎芽腫)
  6. 悪性骨腫瘍

これらの中でも、「白血病」が小児がんの中で1番多く、約40%を占めています。

小児がんの原因はまだまだ解明されていないことが多く、
生活習慣が原因ではなく、「遺伝的要因が関係しているのではないか?」と考えられています。

小児がんを発症する割合は、子ども1万人に対して1人と言われています。
他の大病に比べて、多いとも少ないとも言えないでしょう。

自宅で判断する小児がんの症状と見つけ方

虫眼鏡と薬
自覚症状の少ない小児ガンを、初期の段階で親が発見するには、極めて難しいと言えます。

子どもの日頃の体調や、身体の変化などに気が付いてあげることが出来るのは親です。

これから書くような症状が、子どもに無いかを確認して下さい。

発熱が続く

「風邪かな?」と思っていた症状が長引き、発熱と解熱が続いているような場合、病院に行くとがんと診断される例は少なからずあります。

ですので子どもの発熱が風邪と思っていたけれど、いつまでたっても熱が下がらない場合は、がんによる発熱の可能性もあるのです。

がんによる熱は高熱が続かない場合があります。
どういうことかと言うと、「発熱と解熱が続く」と言う症状が繰り返されることもあるのです。

原因がはっきりしない発熱が続くことを不明熱と言います。
その不明熱のうちの「10%未満」が小児がんという報告があります。

発熱が続く、または解熱するけれど発熱することを繰り返している場合は、大きな病院で診てもらいましょう。

頭痛による嘔吐がある

頭痛が原因で「嘔吐」がある場合も要注意です。
脳腫瘍があると、嘔吐の症状が出ることがあるためです。

脳腫瘍というと元のイメージが無い方もいると思いますが、他の部分で出来たガンが脳に転移した場合、それは脳腫瘍となります。

脳腫瘍の症状として代表的なものがこちらの3つです。

  1. 嘔吐
  2. 頭痛
  3. 吐き気

脳腫瘍による頭痛は日が経つにつれて、ひどくなっていきます。

脳腫瘍が大きくなることで、周囲の脳組織を圧迫します。
その結果手足のしびれや、言語障害・視力の低下などの症状が現れてくることがあります。

これらの症状が必ずしも脳腫瘍というわけではありませんが、疑わしい場合にはこれらの症状には気をつけておきましょう。

リンパが腫れている

リンパ節が通っている場所が腫れている場合、悪性リンパ腫の恐れがあります。

リンパ節は下記の部位にあります。

  1. 首のまわり
  2. 耳の後ろ
  3. 顎の下
  4. 足の付け根にあるリンパ節

これらの部位が腫れていないか確認してみてください。
ただし腫れているからといって、必ずしもがんと言うわけではありません。

あまり痛みがないので、気が付かず放置してしまうことがあります。

子ども自身も親に痛みを報告しないことがあります。
ですので親が触って、確認してあげることが重要です。

腫れているかどうかは、日頃からよく見ていないと気がつかないものです。
少しでも疑わしい場合は病院で診てもらいましょう。

骨や関節の痛みがある

小児がんの初期症状として、「骨や関節の痛み」があらわれる事も多くあります。
ひどい場合は、眠ることさえ出来ない痛みを伴うことがあります。

他にも、肩から腕の骨に痛みがある場合は「神経芽腫の転移」も考えられます。
痛みが続くような場合、子どもに我慢させることなく、すぐに病院へ行きましょう。

骨や関節の痛みを子供は上手く伝えることが出来ないので、親が気づきにくい場合があります。

しこり・こぶをみつける

子どもの身体に見慣れない「しこり・こぶ」を見つけた場合にも、小児がんの可能性があります。

しこり・こぶは、身体のどこにでも出来るる可能性があります。
子どもの身体を触るれば分かりますし、目視できるほどポコっと出てきている物もあります。

しこりやこぶの多くは、腫瘍です。

「良性腫瘍」でしたら痛みを伴うことがありません。
しかし悪性腫瘍の場合は、速やかな対処が必要です。

悪性腫瘍によるしこりは「触っても動きにくい」と言われています。
逆に良性の腫瘍は「動きます」のでこの特徴を覚えていると、家庭でも見つけやすいでしょう。

ただし、動くからと言って必ずしも良性と言うわけではありません。
しこりが大きくなる場合や痛みを伴う場合は、病院で診てもらいましょう。

出血が止まらない・貧血

出血が止まらない場合、白血病の疑いがあります。

白血病になると、血液細胞に異常が出ます。
そして健康な白血球が少なくなるため、様々な症状が身体にあらわれます。

例えば「感染症」にかかりやすくなったり、「貧血」気味になったりと言う症状があらわれます。

さらに血小板が少なくなる為、鼻血や怪我した際の「出血が止まりにくくなる」こともあります。

その他の症状

他にも子どもの様子が、いつもと違うような時は要注意です。

歩く事がおぼつかなかったり、顔のゆがんだり、発言や眼の動きがおかしいと言う症状が出た時は、
何らかのがんによる、症状の可能性が考えられます。

がんが疑わしい場合は病院へ

カルテと聴診器
がんは、「早期発見・早期治療が望ましい」と昔から言われています。

がんの細胞が増殖・移転する前に、その根源を無くすことが大切なのです。

がんは、病院での適切の治療が必要となってきます。
ですので家庭での勝手な判断で、放置するようなことはやめましょう。

ちなみに子どもの場合は大人と違い、細胞分裂が活発に行われている為、
がん細胞が身体に広がりやすいと言う特徴があります。

ですが子供は、抗がん剤による抵抗が強いので、早期発見した子どものがん治癒率は「80%」と高いのです。
ですので、子どものがんが疑わしい場合はすぐに病院へいきましょう。

小児がんは何科で見てもらう?

子どものがんというと、「内科?小児科?」どちらを受診すれば良いのでしょう?

まずは「かかりつけの小児科」で診察を受けましょう。
症状や病状によっては、専門医を紹介してもらうことが出来ます。

大学病院や総合病院の場合は設備が整っていますので、大学病院などの小児科を受診しても問題ありません。

しかし大学病院や総合病院は、初診料が「町医者」に比べ高い傾向にあります。

その際は一度かかりつけの小児科を受診し、紹介状を書いてもらいましょう。
紹介状があれば、大学病院などの初診料がかからないようになります。

がんの発見は早いか遅いかで治るか治らないか決まる

はしりまわる子供
がんは大きく

  • 早期がん
  • 進行がん
  • 末期がん

に分けられます。

早期がんとは、早期に発見できたがんのことを言います。
がんを早期発見することが出来れば、治療による治癒が可能となり、死亡率が下がります。

進行がんとは、すでに進行してしまっている、がんのことです。

進行がんは必ずしも治らないわけではなく、まだ治る可能性のあるがんも含まれます。
ただし治るかどうかは、癌の種類や進行具合に影響されます。

末期がんとは、治療ができない状態になったがんのことを言います。

がんは発見する時期により、今後が大きく左右されます。

早く発見できた場合は治る可能性が高く、再発の可能性が少なくなります。
遅い発見の場合は、積極的な治療ができず、余生を過ごすことになります。

がんを進行せないために、子どもの体の異変には気をつけましょう。

最初は痛みを伴わずに、違和感だけと言う場合が多いので、よく子どもの変化を見ておく必要があります。

しかし自己判断だけというのは非常に怖いです。
病院での診断診察は大事なので面倒に思わず、時間を作り早めに病院を受診しましょう。


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ママライターR

ママライターR

子育てペディア編集長のRと申します。小学3年生の息子と小学6年生の娘を持つ2児の母(34歳)です。私の子育て方針は「のびのび」です♪子供の自我を抑え込み過ぎず、心の広い寛大な子供に育つよう心がけています。

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